ソヨゴのその後

昨年の11月に我が家の庭先にある瀕死状態の「ソヨゴ」について
書かせていただきました。シンボルツリーでありながら、日に日に
元気がなくなっていったので、それはそれは心配しておりました。

↑こちらはそのときの状態。ソヨゴは漢字で書くと「冬青」と
書くくらい冬でも青々しているのが特徴のはずなのに、
なんとも言えない悲しい色をまとっております。
耳をすませば「モチコさん、さようなら」とかすかな声が聞こえて
きそうです。

そして、お庭屋さんに治療をしていただき、この冬を越した姿が
こちら↓

なんということでしょう!
黄緑色の新芽が続々と芽吹くようになりました。

あらま!こんな可憐なお花まで!
ソヨゴは赤い実が印象的ですが、実の前には
こんな控えめな小さな花が咲きます。
花言葉は「先見の明」だそうで、花を愛でながら、
庭師さんの「先を見抜く力」にも感謝感激しておりました。

そんなことを思ってたら、庭師さんがひょっこり
顔を出してくれました。なんという以心伝心!
瀕死状態のソヨゴが心配だったのは庭師さんも
同じだったんですね。
「植物は、気にかけてあげてたらちゃんと
応えてくれるもんですよ」というお言葉をいただきました。

余談ですが、ステイホーム&ステイガーデンな日々の私は
今年初めて、ジューンベリーにネットをかけました。
毎年、美食家の鳥に食べ尽くされてしまうジューンベリーの実。
今年こそは食べてみたい!

新緑がまぶしい季節になると家の表情がシャキッとするような気が
するのは私だけでしょうか。
「建築と庭は一体で考える」という言葉をより強く感じる季節です。