宮嶋組社屋改修計画 目的編

宮嶋組は実は去年から、社屋改修を計画しています。
その目的は

働く場所・環境をより良くする です。

これは宮嶋組重点実施項目の3に繋がっていきます。

“働く場所・環境”をより良くするという目的達成のために、
晋一さんから3つの目標を提示いただきました。

①自分たちでつくる(木工事・左官・塗装・クロス)
②自然を取り入れる(木・植物・光・風・季節)
③自然と片付く

①を達成するために、まず
働く環境をどうより良くしたいか考える
グループワークをしてみました。
詳しくは次のブログでお伝えします。

②は西下太一さんという木を使った設計が上手な方に、
設計してもらうことになりました。
働く×自然をどんな空間で表現するか楽しみです。

③はいろんな人が共同で使う空間には、
問題になりやすい課題だと思われます。
自然に片付くためにはどういう工夫が必要なのか、
この機会に皆で考えて、
・皆が使いやすい(整理整頓・どこに何があるか明確)
・無駄がない(重複購入、スペースの肥やしがない)
といった快適な事務所を作ります。

そして社屋改修計画はSDGsの実践にも当てはまります。

事務所を快適にすることや、
事務所を木質化し、自然を感じる労働環境にすることは、
そこで働く人の心身の健康を環境面から支える
ことに繋がっていくと考えます。

 

“自分たちでつくる”という目標は
建物ものづくりの面白さ、
皆で力を合わせるという信頼の大切さ、
そういうことを改めて考える機会になってほしいからです。

 

壊されるもの、いつかゴミとなって
地球に悪影響をもたらすものを作るのではなく、
自然に還るものを使って、メンテナンスをして、
できるだけ長く使える、そんな建物づくりを
“木”を主軸にしていきます。
その象徴が宮嶋組社屋になるのです。