田園に凛と佇む平屋その6(天井下地組み)

稲刈りが終わり、静かな田園風景。今年は、太鼓の音が
聞こえることもなく、静かな10月を送っております。
季節はすっかり秋へと変わり、瀬戸内から流れる爽やかな
秋風を感じつつ、現場は着実に工事が進んでおります。

「田園に凛と佇む平屋」の見せ場のひとつとなるのがリビングの曲面天井です。
曲面にすることで、柔らかい雰囲気となり、さらに照明と組み合わさることで、
素敵な空間になることでしょう。

美しい曲面を作り出すために、図面上で15㎝間隔で曲面の寸法を出し、
原寸大の型板を作ります。

型板を基に合板を複数枚作成し、天井に設置したところ。

合板の曲面に沿って、天井下地を組み上げました。
これから天井のボードを貼っていきます。
思わず天井ばかり眺めてしまいたくなる、そんな
天井になるようひとつひとつ丁寧に。

暮らしが始まったときに、ちょっと一息ついた視線の先に
やさしさを感じるアールデザインの天井があったら、
ゆったりとした時間を過ごせそうですね。

順調に内装工事も進んでおり、並行して、
外壁も仕上がってきてますので、次の機会に・・・。