小さな建築家

連休明け、ふと軒裏を見上げると、そこには小さなハチの巣が。
……しかも、ご丁寧に5個も。

せっせと我が家(?)を建築したハチたちには大変申し訳ないのですが、安全第一。
今回は解体工事をさせていただきました。

取り外した巣を見て驚いたのは、その六角形の美しさです。
スケールも分度器もコンパスも使わず、どうしてこんなに正確なのでしょう。

ハチの巣の六角形は「少ない材料で広い空間をつくれる」、とても効率の良い形です。
ハチがこれほど正確な巣を作れるのは、「自分の体」をセンサーにしているからだそう。
自分の触角で壁の厚みを測り、体重をかけて建築中の巣を引っ張ることで、本能的に最も効率よく、
頑丈な六角形を創り出すのだといいます。まさに生まれながらの天才建築家ですね。

これって、私たちの建築の仕事にも深く通じるものがあります。

我が社にもこの6月に、2年間の大工修行を終えて帰ってきた「若きエース」がおります。
ハチの巣の精度に負けない、五感の研ぎ澄まされた素晴らしい技術を磨き上げることを期待しています。

ハチの巣の美しさに見惚れつつ、「負けていられないな」と身が引き締まった連休明けのひとコマでした。