四国山脈を望む家その14(お庭の健康診断)

「四国山脈を望む家」のお庭の植栽から半年が経ちました。
今日は庭師さんが半年後の健康診断をしてくれました。

↓こちらは昨年の植栽直後の状態です。

↓こちらは今の状態です。ひと冬を越し、新芽がたくさん出て、
少しずつですが、お庭が育っています。

植物を愛おしむ視線でひとつひとつ丁寧に
健康診断していただきました。その様子はまさに
植物のお医者さん。

1本だけアブラムシが付いている木がありましたので、
オススメの殺虫殺菌剤を教えていただきました。
根っこを強くするためには水遣りのタイミングなども重要だと
いうこと、そして根っこを強くすれば虫も付きにくくなる
という話が印象的でした。人間も同じだなと。

↑こちらのソヨゴが元気がないように見えたので、
「この子大丈夫でしょうか?」とお聞きしたところ、
「大丈夫です。今は葉が入れ替わる時期なので、古い葉は
落ちていくのです。よく観察したら、ちゃんと新芽が出てるので、
安心してください」とのこと。
専門家に観ていただくと安心感が違います。
親切な直物のお医者さんに感謝です。

また、植栽した木のうち、3本は残念ながら枯れていたので、
別の機会に追加で何か植えることに。
やはり山から取り出すときに、根っこを痛めたりとストレスが
かかるので枯れてしまうこともあるのだとか。
人間も大きなストレスはいけませんね。心が枯れちゃいます。

今はガマズミの花が綺麗に咲いてます。
春の風に揺れる様子がとても可愛い花です。

建物の中では住人の暮らしが始まり、
お庭では植物たちが芽吹き、
そうした時間の流れの中で建物とお庭が
互いに距離を縮めて一体となっていく。
そんな様子も楽しみたいなと思いました。