午後の最後の芝生

友人と遠出する時は、できるだけ
どこか1ヶ所は気になる建築物を見に行くようにしています。

この間は新宮の紫陽花の里に行くついでに、
別子銅山記念図書館に寄ってみました。

決して広くないのだけれど空間に奥行があるような
光の流れがポイントなのかなぁ…
なんてわからないなりに考えてみる。

 

庭に、芝刈りの作業をしている人が一人。
雨降りそうなのに。
友人がお手洗いに行っている間、
窓の外の芝刈り風景をみていて村上春樹の短編
『午後の最後の芝生』を思い出す。
そんな憂いのような心地よさを感じられる、空間。

会社から案外と近い
また行こう。