夏の収穫

おはようございます。モチコです。

みなさんお盆はいかがお過ごしでしたか。
お盆と言えば、「精霊馬」を作っていたことを思い出します。

ご先祖様が一刻も早く家に戻ってこられるようにきゅうりを「馬」に見立て、
帰りはゆっくりのんびりあちらの世に帰れるようになすを「牛」に見立てて
いると教わりました。旬の野菜を動物に見立てて、お盆を過ごすなんて
日本独自の文化ですね。

夏野菜は成長が早く、グングン成長するイメージですが、
どうやら今年は違うようです。気象庁が「災害」と表現した今年の暑さに
畑の野菜たちも悲鳴をあげています。
野菜を作ってくれているおじさんに聞いたところ、水をやってもやっても
すぐに蒸発して根まで届かないんだそう。

小さい頃、夏休みにはトトロのメイちゃんのように畑からトウモロコシや
きゅうりを採って
食べてたものでしたが、今では贅沢な夏の思い出です。

大玉トマトも水遣りが間に合わずに例年よりも少ない収穫量のようです。
採れたて無農薬の夏野菜。大事に大事にいただきました。

 

みなさんは夏の食べ物で何が好きですか?

ワタクシは・・・

これです!イチジクです!イチジクは好き嫌いが結構分かれる
食べ物だと思いますが、私は大好きです!

これは昨日、収穫したイチジクですが、おしりのところがパカッと割れ、
「今すぐ食べてくださいましー」とおちょぼ口で私に語りかけてきました。
もう、その場でもいで食べましたとも!ムシャムシャ。

古代ローマでは「不老不死の果物」と呼ばれていたほど、
イチジクは栄養素たっぷりの食べ物。
漢字では「無花果」と書きますが、花がないわけでは
ないんです。花は実の中に隠れて咲いているんですよ。
だから私たちはイチジクの花ごといただいちゃってることになります。

美食家の鳥たちもこのイチジクを狙っているので、
夏は鳥との真剣勝負です!負けられません。

この天狗のうちわのような葉っぱですが、旧約聖書の中で、
アダムとイブが体を隠したのがイチジクの葉っぱという話もあり、
イチジクの歴史の長さが伺えます。

その他、ブルーベリーを採ったり・・・

カボスを採ったり・・・

この暑さの中でもがんばって育ってくれた果実に感謝しながら、
夏をたくさん収穫しました。

みなさんも旬のものをたくさん食べて暑い暑い夏を
乗り切りましょう!