パン屋さんに食パンの耳が売られていた。
鯉に餌をあげる予定もなかったので
特に気に留めることもなくその場をスルー。
また別の日、パンの耳がラスクになって売られていた。
思わず手をのばし、迷いなく購入。
美味しいぞ!パクパク、さらにパクパク。
誰か私の右手を止めてちょーだい・・・
捨てられてしまうような食材にスポットライトが
あたったことがなんだか嬉しく、余計に美味しく
感じたのかもしれない(言い訳)。
さて、こちらは建築現場におけるパンの耳。
どの現場でもたくさんの廃材は出てしまいます。
ラスクを思いついた人のように何かこの廃材たちを
調理できるアイデアがないものかしら??
ある大工さんはこうした廃材を利用してこんなものを
作ってくださいました。
オブジェにもなりそうなおもちゃ。
バラバラにしたり、組み立てることができます。
ピシッと組みあがるように採寸して、ノミで削って、
これも職人技のひとつですね。お昼休みなどの
空いた時間でもこうして楽しみながら技術を
磨いているのには脱帽です。
また、こちらは別の大工さんが趣味で作られた木のトンボ。
先端の細いところ1点で全てのバランスをとっています。
窓辺に置くと、風に揺られて、ゆらゆらと本当に飛んでいるかのよう。
この細い木の上から落ちないのが不思議です。
動画でないのでスゴさがお伝えできないのが残念。。
それにしても大工さんの技術って憧れます。
近くでずっと眺めていたいくらい。。
サンタさんにお願いするなら私は大工さんのような技術が
ほしい。。(努力しろよ!とツッコミが入りそうですが・・・)
私は木材を加工することはできないので、ファブリックパネルに
してみました。
四角い木材に好きな布を貼り付けるだけ。
壁に掛けるのでなるべく軽そうな廃材を選びました。
道具はハサミとスタッカーとボンドです。
裏側に荒隠しのコルクシートを貼り付けて完成。
照明と組み合わせたら、面白い影ができました。
廃材利用、私にどんなことができるかな?
心の片隅にそんな思いを置いていたら
またいつかアイデアが生まれるかもしれません。
パン屋さんもきっとパンの耳をなんとかしたいと
毎日思っていたに違いありません。
廃材利用でよいアイデアがあったら教えてください。