冬を味わう

石鎚連峰も薄化粧から厚化粧に変わり、冬らしい寒さの到来。
今年は小春日和の日が多く、ちょっと油断してた体に寒さが
突き刺さる。

寒いときにはしょうがたっぷりの豚汁をいただく。
冬野菜がたっぷり入ったお汁をいただくと、身も心も
ポッカポカ。真夏に食べるとここまで美味しくは感じない
のだろうけど、「寒さ」という調味料が加わり、箸がすすむ。

旬のものをたくさん食べていれば、なんだか
風邪なんてひかない気がする。

 

旬の果物と言えば「みかん」。
みかんを食べながら日向ぼっこする。
冬の太陽がじわじわと背中を温めてくれる感じがなんとも心地よい。

夏場は「軒」によって部屋の奥まで入ることが許されなかった日光も、
姿勢を低くして、軒を潜り抜け部屋の奥へ奥へと招き入れられる。

柔らかい冬の日差しに温められた床は、まるで天然の床暖房。
ヒーターやエアコンで温められたそれとはまるで違う、「じんわり」と
した温かさ。素足で歩くとこれまた気持ちよい。
温められた床を楽しむ私は、まるで猫のようだ。


その傍らで一緒に日向ぼっこするみかんの皮。
ガーゼにつつんで、今日はみかん風呂で温まろう。

豚汁やみかん風呂も寒さ対策に効果的だが、
週末、私を一番ヒートアップさせてくれたのは、
何といっても大坂なおみ選手のすばらしいプレー!!
持ってたお箸を折りそうになるくらいアツくなった
モチコでした。