久しぶりにミシンをカタコト、カタコト。
秋のイメチェンのためにカタコト、カタコト。
昔、裁縫を教えてくれた伯母に言われたことがある。
「裁縫はどんなものを作るにしても型紙が大事」
伯母はポケットティッシュケースのような小さな小物を
作るときでさえも、きちんと型紙を作っていた。
そして、こうも言った。
「裁縫は見えないところを丁寧にすることも大事」
見えなくなるからいいやという心持では、仕上がりに
随分と差が出るものだ。
建築も製図は重要で、見えないところをいかに手を抜かずに
できるかが仕上がりの良さにつながってくる。
裁縫と建築。
出来上がるモノの大きさの違いはあれど、「ものづくり」という
意味では共通する点がいろいろとある。
さて、出来上がったものはクッションカバー。
ファブリックパネルやクッションカバーを変えるだけで、
部屋の表情がガラリと変わる。
我が家の部屋の隅っこに訪れた小さな秋。
日本の木造建築と北欧のテキスタイルは相性抜群!
ファブリック:marimekko KOMPOTTI(グリーン×マルチカラー)