この間、
機会あれば行ってみたかった場所
伊丹十三記念館に行ってきました。
24歳の私にとって、
伊丹十三さんはウィキペディアのみの存在でした。
どんな時代にどんなことをし、
どんな印象を持たれていた人なのか…
ネット上の説明文ではよくわからない人です。
それならなぜ行ってみたいと思ったのか。
1年くらい前か、NHKの趣味どきっ!という番組に
建築家の中村好文さんが出演されていました。
この番組を見て中村さんのことが気になったわけです。
そして行ってみた、
中村さんが設計された伊丹十三記念館。
まず外観から雰囲気が漂ってます。
すべて見終わった今思い出して思うのは、
建物すべてが伊丹十三さんを表していたんだということ。
漆黒の木製の外壁がつくる雰囲気しかり、
展示を見終え「終わった~」と思って
開けた最後の扉の向こうが
たんぽぽが植えられた明るく静かな中庭だったことしかり。
中村さん、私も伊丹さんに魅了されましたよ。
こんなにも、誰かの人柄が伝わる建物があるんですね。