すでに暮らしが始まっている「田園に凛と佇む平屋」ですが、
外構工事も無事に終わりました。塀や門、庭まわり、アプローチ、車庫、植栽
などが出来上がると家としての顔も一層引き締まります。
玄関横の枕木がアオダモのグリーンと相性もよく、主張しすぎてはいないのに、
ぐんと玄関周りの雰囲気が変わります。
玄関階段はドライウォッシュという工法の水を使わない洗い出し。
黒寒水という石を使用し上品な仕上がりとなっています。
玄関階段は真鍮の見切りが施され、さりげないアクセントになっています。
↑さて、これは何でしょう?
「タオルかけ?」
「ブブー。正解は傘立てでしたー!」
雫が落ちるところには玉砂利が敷かれており、
シンプルながら機能的なデザイン。
傘立ては家に合わせようとするとなかなか探すのが難しいのですが、
このように備え付けてあると家とのバランスもよく素敵です。
石垣には久万石という黒系の石を使い、外壁の黒色とよく調和しています。
こうして全体像を眺めると、高級旅館のように見えます。
駐車場からお庭へのアプローチ。
敷石には西条の川石を使用。
地元の素材が暮らしの中にあると心が安らぎます。
お庭の中心にはガマズミとアオダモが植えられました。
ガマズミは今頃の季節に白い小さな花をさかせてくれるので、
外壁の黒とよいコントラストになりそうですね。
庭の奥には築山があり、抑揚のある空間に仕上がりました。
ウッドデッキに座り、お茶をしながら眺めたくなるお庭です。
築山には真ん中にシンボルツリーとなるイロハモミジが植えられました。
四季折々の色の変化を存分に楽しませてくれそうです。
シンボルツリーの脇を固めるのはソヨゴ、ヤマツツジ、スダジイなど。
垣根は外壁と同色の杉板でプライバシーを確保しています。
田園風景に調和した素敵なお宅が完成しました。
完成おめでとうございます。