四国山脈を望む家その12(引渡し)

あっという間に長かった夏休みも終わり、
セミの声から鈴虫の声が聞こえるように
なってきました。8月後半に夏休みの宿題を
猛チャージをかけた子どももいるのでは
ないでしょうか。

四国山脈を望む家の工事も子どもたち同様、
ラストスパートをかけ8月末に無事にお引渡しを
終えました。

リビングからダイニングへ続く空間です。
天井高の変化もあり、奥へ奥へとつながる設計です。

障子をあけると開放的な田園風景が広がります。
四国山脈を望むために開口部をどのようにとるかが
この家のポイントとなりました。

いろんな居場所を作れるようにとダイニングには
ベンチを設け、
収納の役割も担っています。


障子の最上部は透過性のある紙織布を張っており、
閉めた状態でも四国山脈の山並みが望める
ように
なっています。

障子を開けるとまぶしいほどの田んぼの緑です。
たくさんのトンボが飛んでいます。秋ですねぇ。

対面キッチンの勝手口からは物干しスペースへと
つながっています。

キッチンからの眺め。この家の司令塔となる
キッチンからは
リビングとダイニングが
見渡せるようになっています。

キッチン裏はユーティリティとなっており、パントリーであり、
衣装部屋であり、洗濯場でもあります。

洗濯物干し場へ直行でき、乾いた服もこの場所に収納
できます。キッチン裏でありながら、この家の心臓部とも

言えるかも知れません。

和室の天井には葭(ヨシ)、ふすまは壁色に合わせた
鳥の子紙を採用。
内障子のデザインもバランスを考え、
設計士さんがデザイン
してくれました。
寝ることも考慮して、障子と窓の間には遮光性のある
ロールスクリーンを
取り付けています。

ワークスペース。暮らしが始まると郵便物や学校の
プリントなどがたくさんやってきます。それらを
処理するスペースがあるとちょっと嬉しい。
引き出しはちょうどパソコンや小物が
収納できます。

トイレは立ち上がりしやすいようオーク材の丸棒手すりが
ついています。また、配線を全て壁に隠して、全体をスッキリ
みせるようにしております。
収納棚の引き手とタオル掛けが兼用になったデザインも
設計士さんが考えてくれました。

キッチンやトイレ、脱衣所などの水廻りは掃除しやすいよう
ソフトセラミック仕上げのコルクタイルを採用しています。

お引渡しは完了しましたが、実は、まだ外構工事が残っています。
暑い時期に樹木を植えるとすぐ枯れてしまうので、
植栽はもう少し涼しくなってから。。

全体が完成しましたらWeb内覧会をしたいと思います。
ホームページ上でお知らせしますのでよろしくお願いいたします。