田園に凛と佇む平屋その8(軒天井)

今週はTBSで「地球を笑顔にするウィーク」と題して、
様々なSDGsの取り組みが紹介されていました。
宮嶋組も自分たちができるSDGsの取り組みを進めています。
県産材を使うということもそのひとつで、「田園に凛と佇む平屋」でも
使っています。

現場は佳境に入っており、最後まで気を引き締めて作業を
続けてまいります。

こちらは軒天井の下地組みの様子。
軒の出も900㎜と深く、寄棟屋根ならではの
軒の水平ラインも凛としてとても綺麗です。

下地組みにボード(珪酸カルシウム板)を貼り、
しっかり養生をしたうえで、塗装をして仕上げます。

仕上がりの様子。
白と黒のコントラストが一層、建物の表情を
引き締めます。

建物とは関係ないのですが、電柱が立ちました。
なぜ、新しく電柱を立てる必要があったかというと、
ここは西条祭りの太鼓台が通るルートのため、電線に
太鼓台が引っ掛からないようにするためなのです。
西条あるあるですね。

建物の内部作業では建具の枠が順番に取り付けられています。
ここに引き戸が吊りこまれます。

こちらはトイレのコルクタイル貼りの様子。
キッチンやトイレ、脱衣室などの水回りの床は自然素材の
コルクタイルを使用します。水にも強いセラミック仕上げです。
セラミック仕上げとはコルク特有の弾力性はそのままに
高い強度・耐摩耗性を特徴としています。

これから壁のボードが貼られ、造作家具も取り付けられていきます。
現場は競馬でいうと第4コーナーに差し掛かったあたりです。
ラストスパートは一層、気を引き締めて安全第一で進めてまいります。
(ちなみに、私は競馬はやったことはありません。。)