伊藤医院は新館が出来たので、
旧館解体工事に移っています。
まず、建物を木、金属、断熱材といったように
人の手で分別解体をしていきます。
最後に鉄筋とコンクリートだけになったら、
大きな重機で解体していきます。
鉄筋とコンクリートも重機で分解して、
分別しています。
近隣の皆さまには
何かとご不便ご迷惑おかけしています。
大変申し訳ございません。
そして、ご理解ご協力大変助かっております。
ありがとうございます。
建物の解体を見ていると思い出すのは、
『ニューシネマパラダイス』という映画です。
イタリアのある地域の映画館の様子が描かれています。
終盤、映画館は解体されるのですが、
なにもなくなったそこに残るもの、
それは“愛”であった。と私は感じます。
感じ方は人それぞれなので、
正しいかどうかはわからないのですが。
田舎に住んでいるからでしょうか。
閉塞感とか、そのなかの喜びとか、希望とか
誰かを想う気持ちとか、
悲しいという感情ではないけれど、
登場人物それぞれの感情が、
心に痛く感じる映画でした。