雪をまとった石鎚山

11月前半は「今年はなかなか寒くならないね」なんて会話を
してましたが、やはり冬というのは忘れずにやってくるものです。
ここ西条から見える四国山脈もうっすら雪化粧をして、
ゴツゴツとした山肌を色濃く映し出しています。

そういえば、5年前の11月に富士山を見に行ったとき、
全く雪がかかってなかったことがありました。
富士山と言えば、「冠雪」のイメージを持ちすぎていたため、
無冠の富士とご対面したときにはちょっと拍子抜けしたのを
覚えています。「ん?これ富士山なの?」と確認したほど。

それにしても、山というのは雪をまとうとどうしてこうも
格好良くみえるのでしょうか。
安曇野で北アルプスを眺めたときも、スイスでアルプス山脈を
眺めたときも、こうして雪化粧した石鎚山を眺めている今も
全く同じ感想なのですが、
「雪山、かっこいい・・・」
自然と背筋がピンと伸びるような気がします。

山を登るのも眺めるのを好きな私は、こうして四季折々の
山の表情を楽しめるのは癒しのひとときです。

そして、家の中にいるときも山を身近に感じることができる窓辺。
さりげなく外と内をつなげる窓の設計が
ありがたい。

今年も残すところ1ヶ月。
師走だからといっていろんなことを詰め込み過ぎないように、
心に少しのゆとりを持って乗り切りたいものです。
みなさま、どうぞあたたかくしてお過ごしくださいませ。