ゼロ・ウェイストアカデミー視察報告②

四国で一番小さな町、上勝町は
長年ごみ処理問題を抱えていました。

野焼きは有害物質を排出し法律で禁止されています。
焼却施設の運用には莫大な費用がかかります。
この問題を解決する為の動きから、上勝町は
2003年に「ゼロ・ウェイスト宣言」を行い、
2020年までにゴミをゼロにするという目標を掲げました。

ゼロ・ウェイストとは
無駄・ごみ・浪費 をなくすという意味で、
出てきた廃棄物をどう処理するかではなく、そもそもごみを
生み出さないようにしようという考え方です。

ゼロ・ウェイストアカデミーは
上勝町のゼロ・ウェイストの理念に基づいて
3R(reduce,reuse,recycle)活動を住民や行政と一緒に
推進することはもちろん、環境に配慮できる人材育成、
ゼロ・ウェイストな商品開発、活動推進の為の調査・研究、
そして一緒に取り組む仲間を世界中に作ることに取り組んでいます。

 

上勝町のごみ処理は45分別。
住民の方が快くごみと向き合えるよう、
様々な工夫がありました。
ゼロ・ウェイストアカデミー視察報告③
でその活動をご紹介します。