四国山脈を望む家その9(建具)

梅雨が明け、四国山脈を望む家の現場にもジリジリと
容赦なく太陽が照りつけています。
こまめに水分&塩分補給しながら、安全第一!

さて、現場は建具・建具枠の工事が進んでいます。

こちらは開口部の木製建具の材料(米ヒバ)です。
敷居や鴨居などに使われる材料は造作用の品質のよい木材で、
節がなく十分に乾燥したものを使用します。材木屋さんが
綺麗な材料を揃えてくれました。

リビングの開口部の三方枠の取り付け作業中。
大工さんが二人がかりで組み上げてくれています。
枠は垂直が命!ビス留めも慎重です。
板目の材や幅広の材を枠に使う場合、反りやすいので
通常よりも多めにビス留めをします。


方立てにある溝は、「防寒じゃくり」と言って戸を閉めた時に
方立てと戸の間
にできる隙間をなくすためのもの。
木枠はソリや縮みが発生する可能性があります。

それらをカバーするために、こういったしゃくりを入れ、
自然素材と調和させます。

このしゃくりも大工さんが現場で手作業してくれたんですよ。


リビングの開口部の三方枠の取り付け作業完了



ユーティリティルームの三方枠も綺麗に収まりました


こちらはキッチンのカウンターを取り付け作業中。
材料はオークの無垢材です。


家具屋さんによって造付け家具のファブリックソファーと
収納が取り付けられました。布はこれから決めるそうで、
出来上がりが楽しみです。

 

ちなみに「方立て」のことを西条ではなぜか「方ダツ」と言うんです。
違和感なく使ってますが、方言であることは分かってます。。