2018年度入社式を行いました

窓を開け空気の入れ替えをすると、爽やかな風が通る気持ちのよい
季節になりました。桜満開の4月2日、春の空気に負けないフレッシュな
3名の仲間が加わりました。

新入社員も先輩社員も少し緊張した面持ちで式典スタート。

社長は「会社の前の桜が皆さんの入社を心待ちにして咲き誇っていました」
と挨拶し、40年間自身を支え続けてくれたという高見順さんの詩
『われは草なり』を披露しました。

入社証書授与。3人の新入社員の入社で社長も嬉しそうです。
社長にとって今年の桜は一段と輝いて見えたことでしょう。

続いて、2人の先輩社員から新入社員のみなさんへメッセージ。
「永年勤務してますが、新入社員が3名も入ってくるのは初めて
のことです。みんな気さくな社員ばかりなので、気軽に話し
かけてください」と笑顔でエールを送りました。

新入社員からもひとこと。
「緊張してますが、先輩たちの働く姿を見て早く追いつきたいと
思いました」
「不安もいっぱいですが、楽しみもいっぱいです。
気合を入れて髪をバッサリ切ってきました!」
「一生懸命勉強して、早く会社の力になりたいです」
キラキラした瞳でそれぞれの思いを語ってくれました。

最後に専務より「失敗を恐れないでください。失敗しても
その後、どう対応するかが大切です」と挨拶し、式典を
締めくくりました。

 
 
式典も無事に終わり、緊張の糸もほぐれみんなで昼食会。
新人時代は誰もが通った道。今はテキパキ仕事をこなして
いる先輩社員たちも新人時代にはたくさんの失敗を重ねて
きました。何かの機会に失敗談も聞いてみてください。
 

 

新人だからこそ

業界に染まっていない今だからこその武器ってあると思います。
例えば、「家を建てたい」と思っているお客様はほとんど建築に
ついては素人です。素人のお客様の立場に一番近いのが新人の
みなさんです。専門用語もわからない、どうやって家を建てたらいいのか
わからない、そんなお客様の立場になれるのは、立派な武器だと
思います。今の真っ白な気持ちも忘れずに、一緒にがんばっていきましょう!

 

われは草なり

社長が披露した高見順さんの詩『われは草なり』は
国語の教科書にも出てくる味わい深いいい詩です。

われは草なり 伸びんとす
伸びられるとき 伸びんとす
伸びられぬ日は 伸びぬなり
伸びられる日は 伸びるなり
われは草なり 緑なり
全身すべて 緑なり
毎年かはらず 緑なり
緑のおのれに あきぬなり
われは草なり 緑なり
緑の深きを 願ふなり
 
ああ 生きる日の 美しき
ああ 生きる日の 楽しさよ
われは草なり 生きんとす
草のいのちを 生きんとす
 
 

自分というものを素直に受け入れ、己の運命に逆らうことなく真っ直ぐに
生き抜くという清清しさを感じました。詠む人によって、様々な捉え方が
できると思いますが、みなさんはどう詠みますか?